嘉門亭のお茶

この土地にはこんな味わいのお茶がある

城下町の面影を今に残す新潟県北の街、村上。
平安の昔から千年、今も“ここにしかない“文化を守り受け継いでいます。中でも特筆すべき一つが、―お茶―〈1620年代に村上城主だった堀丹後守直寄と、大年寄後の徳光屋覚左衛門により始まったと言われています〉。日本での茶栽培の北限と言われたこの土地で、その後人々の努力と研鑽によって育まれてきた村上茶。その味わいは、他とはひと味違います。夏冬で寒暖差の大きな気候と適度に降り積もる雪に守られ育った村上茶の特徴…。それは、エレガントで繊細、まるで、したたりおちる甘露の様。村上の風土が産んだ一滴(ひとしずく)―。先ずは、じっくりと味わってみてください。