村上の千年鮭 きっかわ

きっかわのものづくり

「自然」と「発酵」への思い

村上の千年鮭 きっかわ
【写真】吉川哲鮭(てっしょう)

代表取締役会長

吉川哲鮭きっかわてっしょう

きっかわのものづくり

三面川は昔から鮭川と呼ばれ、夏は鮎・秋は鮭が漁れ、村上の人達に親しまれて来ました。古くは千年前の平安時代に、鮭の加工品が五品目租税として平安の都に納めてれている位、いろいろな鮭の食べ方が既に伝えられていた事が伺えます。此の五品目が今では枝葉を延ばして百種類もの鮭料理に花咲かせています。今では村上は、日本一の鮭の食文化の町と言われています。

戦後、インスタントの食品が普及し始め、伝統的な食品は時代遅れと嫌われ衰退し、家庭の味が消えかけていきました。その中で、村上の大切な鮭の食文化を消してはならないとの思いで、世間では笑われながらも、村上で初めて鮭の塩引きや飯寿司、酒びたしを製品としてつくり販売し、添加物を使用しない本物の故郷の味を訴えて来ました。

父豊蔵と母いさをが、戦後の物の無い時から、鮭の料理を絶やさない様に普及に尽くしてきたその姿から学んだ心と技を、次の世代に継ぎたいという思い、そして父・母に感謝の気持ちを伝えたいとの一念で励んで来ました。鮭を「鮏」と書き、神様の魚と敬いと慈しみの心で仕事をしていた父母の思いを受け継ぎ鮭に合掌をしてから仕事を始めるのが家風となっています。株式会社きっかわのどの商品も皆「日本の文化がぎっしりと詰まった味だ」と云われる基いかと思います。

昭和三十年代から五十年代にかけてのインスタント食品全盛の中で添加物を一切使用せず本物の味の手作りにこだわる姿は「時代遅れ」と笑われ苦労の連続でした。今は日本の伝統食が見直されるようになりようやく時代認知を得たと喜んでおります。

鮭の食文化は村上の誇りです。鮭を慈しむ心から生まれた数多の鮭料理は祖先からの大切な預かりものです。
「伝承とは久遠の生命の継承であり、悠久のの歴史と文化を今に花咲かせることである」との信念で村上の鮏文化の継承と発展に精進して参ります。

皆々様のご下命をお待ち申し上げ併せてご健勝・御多幸を祈念申し上げます。
合掌

「自然」と
「発酵」への思い

「自然」をあじわう

きっかわは、「自然」にこだわった製品づくりをしています。
創業以来、食品添加物や化学調味料、
添加物をはじめ酵母エキスに至るまで、
一切使用したことはありません。

「自然」に寄り添い、「自然」の力を借り、
「自然」からの恵みを最大限に活かした製品づくりを、

当社の長い歴史の中、信念を曲げることなく
誠実に実直にやって参りました。

選りすぐった鮭の本来の味と天然の調味料、
発酵から得られる旨みと風味、
そして時間と手間暇を惜しまない職人の熟練技。

これこそが当社の鮭料理の醍醐味であり、
受け継がれてきた味を守り伝えるということです。

私達は「本物の鮭文化を伝承する」という使命感を
強く持って製品をつくっております。